「自分って、結局SMどっちなんだろう?」
D/sやSMに興味を持ち始めると、必ず一度はこの問いにぶつかります。
攻めたいのか、委ねたいのか。
痛みを与えたいのか、受けたいのか。
それとも両方? ——自分のことなのに、考えるほど分からなくなる。
そんなとき、入口として優秀なのが BDSMテスト(bdsmtest.org) です。
無料・登録不要・日本語対応の診断テストで、回答すると「あなたの傾向」が約30の属性のパーセンテージで出てくる。
僕も実際にやってみました。
今日はその体験談と、結果をどう使うかの話です。
どんなテストか
質問に「同意する〜同意しない」のスライダーで答えていく形式です。
所要時間は10〜15分ほど。
結果は「ドミナント(支配)」「サブミッシブ(服従)」「サディスト」「マゾヒスト」「スイッチ」」……といった属性ごとに、0〜100%で表示されます。
コツはひとつだけ。「こうありたい自分」ではなく「正直な自分」で答えること。
誰にも見せなくていいテストなので、見栄も照れも置いて、本音のスライダーを動かしてください。
僕の結果——そして面白かった「ズレ」
僕の結果は、自己認識どおりの部分と、意外な部分の両方がありました。
実際のスコアがこちらです。

ドミナント(支配側)の傾向は、はっきり強く出ました。
これは納得。
彼女との関係でも僕は導く側だし、主導権を預かることに喜びを感じる自覚もある。
面白かったのはここからです。
テスト上、僕の「スイッチ(攻守交替)」や「サブ」の数値はかなり低かった。
ところが実際の僕は、彼女と役割を交換するような対等な遊びを「嬉しい」と感じたことがあるんです。
テストが言う僕と、実体験の僕が、微妙に違う。
考えてみれば当然で、テストは「今の自己認識」を写す鏡でしかありません。
実体験は、自己認識をどんどん更新していく。
やったことのない遊びの楽しさは、やる前の自分には答えられないんだから。
だからこのテストは「あなたはこういう人です」という判決ではなく、「今の地図」として使うのが正解です。
地図は旅をすれば書き換わる。
僕のように「数値の低かった項目で、いざやってみたら新しい扉が開く」ことも、普通にあります。
いちばんの価値は「ふたりで話すきっかけ」
このテスト、ひとりでやっても面白いんですが、本領はカップルの会話ツールとしてです。
性癖の話を真正面から切り出すのは、長い付き合いでも照れくさいもの。
でも「こんな診断あるんだけど、やってみない?」なら、ゲーム感覚で入れます。
結果を見せ合えば、「えっ、この項目高いの?」「これ、興味あったんだ」と、普段は出てこない本音が、数字を口実にして出てくる。
それはそのまま、Yes・No・Maybeのリストづくりの最高の下書きになります。
白状すると、僕の彼女はまだ未実施です。
僕の結果だけでも会話のきっかけとして十分機能したので、ふたり分揃ったらどうなるか——楽しみにしているところです(やったらまた記事にします)。
注意点——結果に縛られない
最後に、大事な注意をふたつ。
- 結果はラベルではない——「ドミナント85%」と出ても、あなたが常に支配的である必要はないし、濃さや形はふたりが決めるものです。テストの数字に自分を合わせにいくのは本末転倒
- 相手の結果を武器にしない——「マゾ高いんだから、これくらい平気でしょ」は最悪の使い方です。結果は会話の入口であって、同意の代わりにはなりません
まとめ
- BDSMテスト(bdsmtest.org)=無料・約15分で自分の傾向が見える化される診断
- コツは「ありたい自分」でなく正直な自分で答えること
- 結果は判決ではなく「今の地図」。実体験がどんどん更新していく——僕自身、テストと実感のズレを経験済み
- 本領はふたりで話すきっかけ。数字を口実に、本音が出てくる
- 結果をラベルや武器にしないこと
自分の中の知らない部屋を見つける感覚、ちょっとワクワクしますよ。
15分、正直にどうぞ。
安全の約束
このサイトの記事は、ふたりの合意と安全を前提にしています。
相手の同意なく試さないこと。
少しでも不安があれば、行為の前に話し合うこと。
そして、終わったあとは互いをケアすること。

